//2022/09/01追記
シリカゲルによってフライパンでの加熱でもコバルトの色が失われないものと、あるようです。坂本石灰工業所のシリカゲルは電子レンジで水分を飛ばす必要がありました。この製品は電子レンジの強で2-3分ずつ数回加熱して青色になるまで行うようです。
フライパンで100度前後で加熱を行った様子。
きれいに青に戻っているものと色がくすんでしまったものがある。
以下フライパンでのシリカゲルの再利用方法です。
概要
シリカゲルの中にピンクやブルーのビースが混じっていて、水分を飛ばすことで再利用が可能なものがあります。今回はフライパンで水分を飛ばしてシリカゲルを再利用できるようにする方法を記録しておきます。
道具
コンロ
フライパン
アルミホイル
OHM赤外線温度計
ビーズが赤くなったシリカゲル
布巾
方法
①フライパンの上にアルミホイルを引き、シリカゲルを投入する
②中火でフライパンに火をかける
③温度計で測りながらフライパンの側面の温度が100-130度程度になるまでゆっくり加熱する。
④火を止めて余熱でシリカゲルの水分を飛ばす
⑤フライパンの温度が80度まで下がってきたら再度過熱を行う
⑥ビーズが全体的に青くなるまで(②-⑤を)繰り返す。
⑦水で浸した布巾の上にフライパンを置き荒熱をとる。
⑧アルミホイルごとシリカゲルを移動し保管したい容器等に移す。
注意点
フライパンに火をかけたまま脱水を行うと色付きのシリカゲルが黒く焦げてしまったため、余熱で水分を飛ばしています。
やけどに注意してください。
赤外線温度計がない場合は、ダイソーの550円のフライパンだと中火で30秒加熱すると100度周辺になります。その後は3分間放置して20秒加熱を繰り返して水分を飛ばすと焦げません。正直フライパンによります。
電子レンジで飛ばす方法も試しましたが、広くて浅い容器がないのと思った以上に電子レンジの中がジメジメしていたので断念しました。